異色文化が混じりすぎて困る日本語
アイスクリーム、ジェラート、ソルベ、シャーベット・・・。何がなんなのよ?!と言いたくなる食事処のメニュー表。「今日はオレンジのジェラートです」も「今日はオレンジのソルベです」も見た目が同じように見えるので「お、おう」と頷くだけの受け答えになってしまう。ということで、ちょっとまとめてみる。
◆アイスクリーム
牛乳(ミルク分)を楽しむもの。「乳固形分」のうち「乳脂肪分」が8%以上含まれているもの。乳固形分15%以上。
◆アイスミルク
これもミルク分を楽しむもの。「乳固形分」のうち「乳脂肪分」が8%未満3%以上のもの。
◆ジェラート
新鮮な果物からつくるもの。空気含有量が低く、アイスクリームは60%に対し、ジェラートは20~40%。乳脂肪分も4~7%。分類としてはアイスミルクに該当らしい。イタリア語で「ソルベット」、フランス語で「ソルベ」、英語で「ジェラート」。つまりちょっとお高いところのコレ系は全部同じものを指しているってこと。
◆シャーベット
果物などから作ったシロップを水で薄めて、氷で冷やした飲み物が起源で、乳固形分3.0%未満の凍ったお菓子。「氷菓」です。
という内容でした。この結果からすると自分はジェラートがいいな、と思います。柚子のジェラート、レモンのジェラートなど、柑橘系がいいですね。
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